CPAP外来(いびき・睡眠時無呼吸)
睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、ご本人が気づきにくい病気です。日中の強い眠気や集中力の低下だけでなく、高血圧や心臓病、脳卒中などとの関わりも指摘されています。
当院では呼吸器の医師2名が、ご自宅でできる簡易検査から、1泊入院での精密検査(終夜睡眠ポリグラフィー)、CPAP(シーパップ)療法の導入、その後の継続的な管理までを院内で一貫して行っています。安定した方は受診を3か月に1回程度にすることもでき、お仕事などでお忙しい方も続けやすい体制を整えています。
こんな症状はありませんか
- 大きないびきを家族に指摘される
- 寝ている間に息が止まっていると言われた
- 日中に強い眠気がある、運転中に眠くなる
- 夜中に何度も目が覚める、トイレに起きる
- 朝起きたときに頭痛や口の渇きがある
- しっかり寝たはずなのに疲れがとれない
- 健康診断で高血圧を指摘されている
- 体重が増えてからいびきが大きくなった
あてはまる項目がある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。ご家族からの「いびきが気になる」というご相談も歓迎します。
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いびき・睡眠時無呼吸 セルフチェック
8つの質問に「はい・いいえ」で答えるだけで、睡眠時無呼吸の可能性の目安がわかります。お名前などの入力は不要で、回答はどこにも送信・保存されません。
検査から治療までの流れ
- STEP1
外来受診
症状や生活の様子、持病などをお伺いし、検査が必要かどうかを判断します。
- STEP2
ご自宅での簡易検査
小型の検査機器をお渡し(またはご自宅へお届け)し、いつも通りに一晩眠っていただきます。指先と鼻にセンサーをつけるだけで、痛みはありません。
- STEP3
結果のご説明
検査結果をもとに、医師が治療の必要性をご説明します。より詳しい検査が必要な場合は、当院で1泊入院の精密検査(終夜睡眠ポリグラフィー:PSG)を行います。
- STEP4
CPAP療法の開始
就寝中に鼻に装着したマスクから空気を送り、気道がふさがるのを防ぐ治療です。マスクの合わせ方や使い方は、看護師と専門スタッフが丁寧にご説明します。
- STEP5
定期的な通院
使用状況を確認しながら、圧の調整やマスクのお悩みに対応します。状態が安定した方は、機器の通信機能を利用して受診間隔をあけることもできます。
CPAP療法について
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)は、睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療法で、検査結果など一定の条件を満たす場合に健康保険が適用されます。
CPAPがどうしても合わない方や、比較的軽い方には、歯科と連携してマウスピース(口腔内装置)による治療をご提案することもあります。
※写真は装置の一例です。お使いいただく機種やマスクは、医師と専門スタッフが症状や生活に合わせてご提案します。
費用の目安
| 内容 | 3割負担 | 2割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|---|
| ご自宅での簡易検査(1回) | 約2,700円 | 約1,800円 | 約900円 |
| 1泊入院の精密検査(PSG) | 約24,700円 | 約16,400円 | 約8,200円 |
| CPAP療法(1か月・機器代を含む) | 約3,900円 | 約2,600円 | 約1,300円 |
※検査・治療にかかる費用の目安です(令和8年度の診療報酬にもとづく)。このほかに初診料・再診料などがかかります。精密検査(PSG)は入院中のお食事代などが別途かかります。詳しくは受付でお尋ねください。
担当医
| 名前 | 写真 | 常勤・非常勤 | 専門 |
|---|---|---|---|
| 佐々井 隆真 | ![]() | 常勤 | 呼吸器外科 |
| 桑原 正雄 | 非常勤 | 呼吸器内科 |
診療日
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 佐々井 | 桑原 | 佐々井 | - | - | - |
| 午後 | 佐々井 | - | 佐々井 | 桑原 | - | - |
※初めての方は、お電話でのご予約をおすすめします。担当医は変更になる場合がありますので、最新の医師診療担当表をご確認ください。
医師診療担当表よくあるご質問
- 紹介状がなくても受診できますか。
- はい、紹介状がなくても受診いただけます。かかりつけの医療機関がある場合は、紹介状をお持ちいただくとスムーズです。
- 他の病院でCPAPを使っていますが、こちらに通院を変えられますか。
- 可能です。現在の医療機関の紹介状と、お使いの機器の情報をお持ちください。
- 検査のために入院は必要ですか。
- 多くの方は入院の必要はありません。まずはご自宅で一晩、簡易検査の機器をつけて眠っていただきます。結果によってより詳しい検査が必要な場合は、当院で1泊入院の精密検査(PSG)を行います。午後に入院し、翌朝(8時30分以降)に退院できます。
- 受診する前に、自分で確かめる方法はありますか。
- スマートフォンでできるセルフチェックをご用意しています。結果は診断ではありませんが、受診のきっかけにご活用ください。当院を受診中の方は、結果画面を受付か診察医にお見せください。
- 家族のいびきが心配です。本人の代わりに相談できますか。
- まずはお電話でご相談ください。受診の際には、ご家族から見た睡眠中の様子をお伝えいただくと診断の参考になります。
ご予約・お問い合わせ
082-256-3650
受付時間は「外来のご案内」をご確認ください。
お電話の際は「CPAP外来(いびき・睡眠時無呼吸)の予約」とお伝えください。
医療機関の皆さまへ:睡眠時無呼吸症候群が疑われる患者さまのご紹介は、地域医療連携室で承ります。
検査・CPAP導入後は、高血圧や糖尿病などの日常の診療は引き続きかかりつけの先生にお願いする形でのご紹介も歓迎いたします。
